護摩行・護摩祈祷の京都金花山宝泉寺
花宝苑がテレビで紹介されました
杉とヒノキの山であった敷地を花でいっぱいにすることから始まったこのプロジェクト。花々を宝として大切に育てていきたいという思いと、金花山宝泉寺の裏山に位置しますことから。お寺の山号と寺名から一字をいただき花宝苑と名付けています。
春の桜は、日本随一の「センダイヤ」の群生です。山桜の一種で、京都の山間部に位置する当園にはお似合いの桜です。初夏のあじさいは、苑内一円にさきほこる風景は、梅雨の季節を彩ります。秋のイロハモミジ500株の群生は、まだまだ若く数年後の景色が楽しみです。
護摩祈祷とは
護摩は弘法大師が日本に伝えた真言密教の秘法で、不動明王の前で手に印契、口に真言を誦し、護摩木を米、お香、漢方薬、油などと一緒に焚き上げて厄や災いを払い願望を清めます。そして行者と火炎と本尊とが一体となり、祈願者の名前と願いが成就するように一心に念じ、入我我入の境地に入って一切衆生の厄除開運、所願成就を祈ります。
護摩祈祷では、不動明王像の前に設けた護摩壇にさまざまな供物を供え、私たちの願いを象徴する護摩木をくべて焚き上げ諸願の成就を祈ります。護摩壇で燃えさかる炎は不動明王が背負っておられる炎そのものであり、災いを焼き払い、願いを成就させる力を持つといわれています。
金花山宝泉寺では、お不動様の縁日である毎月28日に皆様の安寧を祈願し、護摩を修します。
護摩祈祷のご利益
護摩のご利益は「調伏」、「息災」、「増益」といわれています。
・調伏:悪を退散させて障害や魔障を除くこと
・息災:災いを止めて平安をもたらすこと
・増益:幸福や利益をもたらすこと
を意味します。つまり、護摩を焚くことにより、すべてのご利益にあずかることができるのです。
不動明王および諸尊のお力をお借りし、願い事を炎と共に天界に届かせ、家内安全、身体健全、商売繁盛、厄除開運、資格試験合格、その他様々な祈願成就を念じます。その功徳は大変大きく、真言密教に伝わる由緒正しい祈祷法です。
ご祈祷をお申し込みの方には、護摩祈祷を行った後、護摩札をお授けします。不動明王の分身ともいえる護摩札は、祈祷の際に護摩の火にかざすことにより、その力を宿します。お受けになりましたら、神棚や仏壇、目線より高い清らかな場所にお祀りし、できれば毎日祈願成就をご祈念ください。そうすることにより、お不動さまよりご霊験、ご利益を頂戴することができます。
遠方地の方でも郵送でのご祈祷を承っております
金花山宝泉寺では、遠方地の方でも護摩祈祷のご利益を得られるよう、郵送でのご祈祷を承っております。お申し込み後、護摩木をお送りしますので、お名前、生年月日、お願い事を書いてご返送ください。住職がお不動様の縁日である毎月28日に護摩祈祷を行います。28日の護摩祈祷の後、祈祷によって開眼した不動明王の分身ともいえる護摩札をお送りします。清浄なところにお飾りいただき、所願成就をお祈りください。
金花山宝泉寺について
弘法大師が真言密教の道場とされた京都高雄の古刹神護寺に、金花山宝泉寺の前身の宝泉院と呼ばれた一寺がありました。
南北朝時代の延文元年(1356)、心蓮上人は母親の病気平癒を祈願し、十一面観世音を秘仏の本尊として、この地に移転、新たに金花山宝泉寺を開創されたと伝えられています。
以来、金花山宝泉寺が病気平癒に格別の霊験のあるお寺として、人々の信仰をあつめてきたのです。
金花山宝泉寺は仁和寺を総本山とする真言宗御室派の寺院として、古くから代々の住職が人々の安寧を祈願し、護摩を修してきました。今でもお不動様(不動明王)の縁日、毎月28日に護摩を修しております。
護摩行・護摩祈祷の京都金花山宝泉寺
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